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富嶽三十六景:【15】信州諏訪湖 / 葛飾北斎筆

¥33,000 (税込)

「信州諏湖(しんしゅうすわこ)」は、葛飾北斎の代表作である浮世絵シリーズ『富嶽三十六景』の一図です。

このシリーズは、富士山をテーマにした風景画で、当初36図が刊行されましたが、好評を受けて10図が追加され、全46図となりました。

本商品は、浮世絵用額縁付き(額にセットした状態)での販売のみとなります。
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「信州諏湖(しんしゅうすわこ)」は、長野県岡谷市、諏訪市、諏訪郡下諏訪町にまたがる湖で、突き出した崖のような場所から俯瞰した湖を描き、遠方に高島城と富士山を収めた構図を展開しています。

画面中央には大きな松の木がV字型に描かれ、その下に小さな祠(弁財天の祠とされる)が配置されています。この構図は、富士山の形状と松や祠の形を視覚的にリンクさせる北斎独特の手法が見られます。湖面には舟が浮かび、湖畔には村落が描かれています。これにより、自然と人間の生活が調和する風景が表現されています。

「信州諏訪湖」は、「富嶽三十六景」の中でも特に構図の巧みさが評価される作品の一つです。松や祠、富士山の形状を視覚的に関連付けることで、自然と人間の営みを象徴的に表現しています。また、北斎の構図へのこだわりや色彩の美しさは、現代でも多くの人を魅了しています。葛飾北斎の芸術的な視点と技術が凝縮された作品であり、富士山を中心とした日本の自然美と文化的背景を深く感じさせる一枚です。この作品を通じて、北斎の創造力と日本の風景美の豊かさを改めて知ることができます。


本商品は東京国立博物館所蔵本を基に複製制作しています。

オリジナル品からの複製になりますので、経年変化も含めてお楽しみいただけます。

※ 本商品の浮世絵は、手漉き和紙を使用し、手切りにて裁断していますので、上記の大きさは目安とご理解ください。用紙サイズB4(横364㎜・縦257㎜)より若干大きいとお考え下さい。また、手漉き和紙の特性上、まれに和紙に毛羽がある場合があります。

※ 商品写真はできる限り実物の色に近づけるようにしておりますが、お客様のお使いのモニター設定、お部屋の照明等により実際の商品と色味が異なる場合がございます。

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