江戸時代から続く、浮世絵・錦絵の世界。
70年にわたって浮世絵の全てのジャンルにおいて第一線でえがき続けた巨人である。
東洲斎写楽の個性的な作品は強烈な印象を残さずにはおかない。
全身像で精緻な大判シリーズや大首美人画の優作を多数残している。
広重の作品は、ヨーロッパやアメリカでは、大胆な構図などとともに、青色、特に藍色の美しさで評価が高い。
細身で可憐、繊細な表情の美人画で人気を博し、木版多色摺りの「錦絵」誕生に決定的な役割を果たした。
作品の数は浮世絵師の中で最も多い。その作品数は1万点以上に及ぶと言われ、役者絵は師をも越えたと評価された。
葛飾北斎の代表作であり、浮世絵風景画の分野を確立した歴史的な名作である。
歌川広重の晩年の作で、江戸の名所や風景を題材にした全119図である。
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