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富嶽三十六景:【19】東都浅艸本願寺 / 葛飾北斎筆
¥33,000 (税込)
「東都浅艸本願寺(とうとあさくさほんがんじ)」は、葛飾北斎が制作した浮世絵シリーズ「富嶽三十六景」の一つです。
この作品は江戸時代の浅草にあった東本願寺(現在の浅草本願寺)を題材にしています。
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画面の近景には東本願寺の大屋根が描かれ、遠景には富士山が小さく配置されています。この構図は、巨大な屋根と富士山の対比を強調することで、視覚的なインパクトを生み出しています。
画面の中心には、東本願寺の大屋根が大きく描かれています。この屋根の上では瓦職人が作業している様子が見られますが、職人たちは意図的に小さく描かれ、屋根の壮大さが強調されています。遠景に描かれた富士山は、東本願寺の屋根と三角形の形状で対比され、画面全体にリズム感と安定感を与えています。
「東都浅艸本願寺」は、北斎の構図力や色彩感覚が存分に発揮された作品であり、富士山を中心とした日本の風景美と江戸の文化を融合させ作です。また本願の巨大さを強調するために、雲で中景を隠すなどの工夫が施されており、北斎の独創性が感じられます。この作品は、北斎の「富嶽三十六」の中でも特に建築物を題にした珍しい例であり、江戸時代の都市風景を知る上でも貴重な資料となっています。
本商品は東京国立博物館所蔵本を基に複製制作しています。
オリジナル品からの複製になりますので、経年変化も含めてお楽しみいただけます。
※ 本商品の浮世絵は、手漉き和紙を使用し、手切りにて裁断していますので、上記の大きさは目安とご理解ください。用紙サイズB4(横364㎜・縦257㎜)より若干大きいとお考え下さい。また、手漉き和紙の特性上、まれに和紙に毛羽がある場合があります。
※ 商品写真はできる限り実物の色に近づけるようにしておりますが、お客様のお使いのモニター設定、お部屋の照明等により実際の商品と色味が異なる場合がございます。