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恋女房染分手綱:【7】市川蝦蔵の竹村定之進 / 東洲斎写楽筆

¥33,000 (税込)

東洲斎写楽は、江戸時代後期に活躍した浮世絵師で、わずか10か月の期間内に、145点余の作品を刊行しています。その中でも「市川蝦蔵の竹村定之進(いちかわえびぞうのたけむらさだのしん)」は、写楽の代表作の一つとして知られています。

この作品は、寛政6年(1794年)5月に江戸の河原崎座で上演された歌舞伎演目「恋女房染分手綱(こいにょうぼうそめわけたづな)」の一場面を描いたものです。

本商品は、浮世絵用額縁付き(額にセットした状態)での販売のみとなります。
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「恋女房染分手綱」ストーリー

物語は、由留木家のお家騒動を背景に、恋愛や悲劇、悪事の露見といった複雑な筋書きを持つ物語です。竹村定之進は、娘・重の井の不義密通が発覚したことで任を感じ、主君に謝罪するために秘曲「道成寺」を伝授し、娘の助命を請うために切腹するという悲劇的な役どころです。

写楽の役者絵は、従来の浮世絵の美化された表現とは異なり、役者の個性や内面を強調する独特のスタイルが特徴です。この作品でも、竹村定之進の緊張感や悲壮感が、吊り上がった眉や鋭い目、引き締まった口元などを通じて表現されています。

「市川蝦蔵の竹村定之進」は、写楽の芸術性と市川蝦蔵の名優としての存在感が融合した傑作です。


本商品は東京国立博物館所蔵本を基に複製制作しています。

オリジナル品からの複製になりますので、経年変化も含めてお楽しみいただけます。

※ 本商品の浮世絵は、手漉き和紙を使用し、手切りにて裁断していますので、上記の大きさは目安とご理解ください。用紙サイズB4(横364㎜・縦257㎜)より若干大きいとお考え下さい。また、手漉き和紙の特性上、まれに和紙に毛羽がある場合があります。

※ 商品写真はできる限り実物の色に近づけるようにしておりますが、お客様のお使いのモニター設定、お部屋の照明等により実際の商品と色味が異なる場合がございます。

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