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花菖文禄曽我:【11】三代目 沢村宗十郎の大岸蔵人 / 東洲斎写楽筆

¥33,000 (税込)

東洲斎写楽は、江戸時代中期に活躍した浮世絵師で、わずか10か月という短期間で145点余りの作品を発表し、その後忽然と姿を消した謎の絵師として知られています。その代表作の一つが「三代目 沢村宗十郎の大岸蔵人(さんだいめさわむらそうじゅうろうのおおぎしくらんど)」です。

この作品は、寛政6年(1794年)5月に江戸の都座で上演された歌舞伎演目「花菖蒲文禄曽我(はなあやめぶんろくそが)」の一場面を描いたものです。

本商品は、浮世絵用額縁付き(額にセットした状態)での販売のみとなります。
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「花菖文禄曽我」ストーリー

物語は、主人公である石井三兄弟が父と兄の仇である藤川水右衛門を討つために奮闘します。その中で、家老・大岸蔵人は、三兄弟を助ける重要な役割を果たします。

この作品では、祇園町の茶屋で藤川水右衛門と囲碁を打つ場面が描かれています。この場面は、蔵人が水右衛門の正体を暴く重要なシーンです。

「三代目 沢村宗十郎の大岸蔵人」は、大首絵と呼ばれる形式で描かれています。大首絵は、役者の上半身を大胆にクローズアップした構図が特徴で、当時の庶民にとっては現代のブロマイドのような役割を果たしていました。この作品では、沢村宗十郎が演じる大岸蔵人の威厳と緊張感が、見開いた目や引き締まった口元を通じてリアルに表現されています。背景には黒い雲母摺(きらずり)が用いられ、役者の存在感を際立たせています。


本商品は東京国立博物館所蔵本を基に複製制作しています。

オリジナル品からの複製になりますので、経年変化も含めてお楽しみいただけます。

※ 本商品の浮世絵は、手漉き和紙を使用し、手切りにて裁断していますので、上記の大きさは目安とご理解ください。用紙サイズB4(横364㎜・縦257㎜)より若干大きいとお考え下さい。また、手漉き和紙の特性上、まれに和紙に毛羽がある場合があります。

※ 商品写真はできる限り実物の色に近づけるようにしておりますが、お客様のお使いのモニター設定、お部屋の照明等により実際の商品と色味が異なる場合がございます。

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