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花菖文禄曽我:【12】二代目 嵐龍蔵の金貸石部の金吉 / 東洲斎写楽筆

¥33,000 (税込)

東洲斎写楽は、江戸時代中期に活躍した浮世絵師で、わずか10か月という短期間で145点余りの作品を発表し、その後忽然と姿を消した謎の絵師として知られています。その代表作の一つが「二代目 嵐龍蔵の金貸石部の金吉(にだいめあらしりゅうぞうのかねかしいしべきんきち)」です。

この作品は、歌舞伎演目「花菖蒲文禄曽我(はなあやめぶんろくそが)」の第六幕に基づいています。

本商品は、浮世絵用額縁付き(額にセットした状態)での販売のみとなります。
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「花菖文禄曽我」ストーリー

物語は、元禄時代に実際に起た亀山の仇討ちを脚色したもので、幼い兄弟が父と兄の仇を討つ物語です。金貸石部金吉が、困窮した田辺文蔵から金を取り立てる強欲金貸しとして描かれています。

真文字に結ばれた口、寄り目骨ばった顔が、金貸しのさや欲を調。袖をたくし上げた左手が、迫力と威圧感を与えています。また、黄色い着物(黄八丈)が画面の大部分を占め、単調さがむしろ金吉の存在感を際立たせています。

「二代目 嵐龍蔵の金貸石部の金吉」は、大首絵と呼ばれる形式で描かれています。大首絵は、役者の上半身を大胆にクローズアップした構図が特徴で、当時の庶民にとっては現代のブロマイドのような役割を果たしていました。


本商品は東京国立博物館所蔵本を基に複製制作しています。

オリジナル品からの複製になりますので、経年変化も含めてお楽しみいただけます。

※ 本商品の浮世絵は、手漉き和紙を使用し、手切りにて裁断していますので、上記の大きさは目安とご理解ください。用紙サイズB4(横364㎜・縦257㎜)より若干大きいとお考え下さい。また、手漉き和紙の特性上、まれに和紙に毛羽がある場合があります。

※ 商品写真はできる限り実物の色に近づけるようにしておりますが、お客様のお使いのモニター設定、お部屋の照明等により実際の商品と色味が異なる場合がございます。