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花菖文禄曽我:【13】大谷徳次の奴袖助 / 東洲斎写楽筆
¥33,000 (税込)
東洲斎写楽は、江戸時代に活躍した浮世絵師で、特に役者絵(歌舞伎役者を描いた肖像画)で知られています。その中でも「大谷徳次の奴袖助(おおたにとくじのやっこそですけ)」は、彼の代表作の一つとして高く評価されています。
「大谷徳次の奴袖助」は、寛政6年(1794年)5月に都座で上演された歌舞伎演目「花菖蒲文禄曽我(はなあやめぶんろくそが)」の一場面を描いたものです。
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「花菖文禄曽我」ストーリー
物語は、元禄時代に実際に起こった「亀山の仇討ち」を脚色したもので、仇討ちをテーマにした物語です。奴袖助は、石井家に仕える若党(従者)で、物語の中で重要な役割を果たします。
写楽の役者絵は、写実的かつ誇張された表現が特徴で、「大谷徳次の奴袖助」も、下がった眉やつぶらな瞳が、袖助のコミカルで人間味あふれる性格を表現しています。刀に手を掛け、片肌を脱ごうとする姿勢が描かれており、緊張感と滑稽さが同居する構図となっています。
この作品は「大首絵」と呼ばれる形式で、役者の上半身や顔を大きく描いた構図が採用されています。これにより、役者の表情や個性が強調されています。
本商品は東京国立博物館所蔵本を基に複製制作しています。
オリジナル品からの複製になりますので、経年変化も含めてお楽しみいただけます。
※ 本商品の浮世絵は、手漉き和紙を使用し、手切りにて裁断していますので、上記の大きさは目安とご理解ください。用紙サイズB4(横364㎜・縦257㎜)より若干大きいとお考え下さい。また、手漉き和紙の特性上、まれに和紙に毛羽がある場合があります。
※ 商品写真はできる限り実物の色に近づけるようにしておりますが、お客様のお使いのモニター設定、お部屋の照明等により実際の商品と色味が異なる場合がございます。