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花菖文禄曽我:【18】二代目 瀬川富三郎の大岸蔵人妻やどり木と中村万世の腰元若草 / 東洲斎写楽筆

¥33,000 (税込)

東洲斎写楽は、江戸時代の浮世絵師で、特に役者絵(歌舞伎役者を描いた肖像画)で知られています。その中でも「二代目瀬川富三郎の大岸蔵人妻やどり木と中村万世の腰元若草」は、寛政6年(1794年)に制作された作品で、写楽の代表的な役者絵の一つです。

この作品は、当時の歌舞伎演目「花菖蒲文禄曽我(はなあやめぶんろくそが)」に基づいて描かれています。

本商品は、浮世絵用額縁付き(額にセットした状態)での販売のみとなります。
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「花菖文禄曽我」ストーリー

物語は、元禄時代に実際に起こった「亀山の仇討ち」を脚色したものです。父と兄を殺害した仇敵・藤川水右衛門を、幼い兄弟が28年後に討ち取るという筋書きです。劇中では、亀山城主・桃井家の家老である大岸蔵人が、仇討ちを助ける重要な役割を果たします。本作品は、大岸蔵人の妻「やどり木」を演じた二代目瀬川富三郎と、大岸家の腰元「若草」を演じた中村万世が描かれています。二人の役者の対比が特徴的で、細面で引き締まった顔立ちの瀬川富三郎と、ふっくらとした中村万世が対照的に表現されています。

瀬川富三郎と中村万世が並んで描かれ、二人の表情や衣装の細部に至るまで緻密に表現されています。特に、やどり木の着物の模様や色彩は、祝言の場にふさわしい華やかさを持っています。


本商品は東京国立博物館所蔵本を基に複製制作しています。

オリジナル品からの複製になりますので、経年変化も含めてお楽しみいただけます。

※ 本商品の浮世絵は、手漉き和紙を使用し、手切りにて裁断していますので、上記の大きさは目安とご理解ください。用紙サイズB4(横364㎜・縦257㎜)より若干大きいとお考え下さい。また、手漉き和紙の特性上、まれに和紙に毛羽がある場合があります。

※ 商品写真はできる限り実物の色に近づけるようにしておりますが、お客様のお使いのモニター設定、お部屋の照明等により実際の商品と色味が異なる場合がございます。