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富嶽三十六景:【13】常州牛堀 / 葛飾北斎筆

¥33,000 (税込)

「常州牛堀(じょうしゅううしぼり)」は、葛飾北斎の代表作である浮世絵シリーズ『富嶽三十六景』の一図です。

このシリーズは、富士山をテーマにした風景画で、当初36図が刊行されましたが、好評を受けて10図が追加され、全46図となりました。

本商品は、浮世絵用額縁付き(額にセットした状態)での販売のみとなります。
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「常州牛堀」は、茨城県潮来市付近の牛堀を舞台にした作品で、霞ヶ浦の東岸に位置する水郷地帯の風景が描かれています。

画面の中央には「苫舟(とまぶね)」と呼ばれる屋根付きの小舟が描かれています。この舟は霞ヶ浦周辺で使用されていたもので、浅い船底が特徴です。舟の一部が画面の右下から対角線上に突き出るように配置されており、構図に動きと奥行きを与えています。富士山は画面右上に小さく描かれており、背景として控えめに配置されています。このように富士山を主題としながらも、風景全体の一部として描く手法は「富嶽三十六景」シリーズ全体の特徴でもあります。

「常州牛堀」は、富士山を背景にしながらも、霞ヶ浦の水郷地帯の生活や風景を生き生きと描いた作品です。北斎の「富嶽三十六景」の中でも、地域性や構図の独創性が際立つ一枚であり、江戸時代の風景画の傑作として高く評価されています


本商品は東京国立博物館所蔵本を基に複製制作しています。

オリジナル品からの複製になりますので、経年変化も含めてお楽しみいただけます。

※ 本商品の浮世絵は、手漉き和紙を使用し、手切りにて裁断していますので、上記の大きさは目安とご理解ください。用紙サイズB4(横364㎜・縦257㎜)より若干大きいとお考え下さい。また、手漉き和紙の特性上、まれに和紙に毛羽がある場合があります。

※ 商品写真はできる限り実物の色に近づけるようにしておりますが、お客様のお使いのモニター設定、お部屋の照明等により実際の商品と色味が異なる場合がございます。