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富嶽三十六景:【8】青山円座松 / 葛飾北斎筆
¥33,000 (税込)
「青山円座松(あおやまえんざまつ)」は、葛飾北斎の代表作である浮世絵シリーズ『富嶽三十六景』の一図です。
このシリーズは、富士山をテーマにした風景画で、当初36図が刊行されましたが、好評を受けて10図が追加され、全46図となりました。
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「青山円座松(あおやまえんざまつ)」は、特に構図の美しさと象徴的な要素の対比が評価されています。
「青山円座松」は、東京都渋谷区原宿村(現在の青山付近)にあった龍巌寺の境内に存在した「円座松」を題材にしています。この松は、枝が広がり傘のような形状をしており、当時の名所として知られていました。画面中央にそびえる富士山は鋭角的で力強い三角形を描き、手前の円座松の丸みを帯びた形状と対比されています。この形状のコントラストが、画面全体に調和と動きを与えています。
「青山円座松」は、富士山と円座松の形状の対比、霞の表現、庶民の生活描写など、北斎の卓越した構図力と観察眼が光る作品です。この一図は、「富嶽三十六景」の中でも特に調和と動きが感じられる作品として、多くの人々に愛されています。
本商品は東京国立博物館所蔵本を基に複製制作しています。
オリジナル品からの複製になりますので、経年変化も含めてお楽しみいただけます。
※ 本商品の浮世絵は、手漉き和紙を使用し、手切りにて裁断していますので、上記の大きさは目安とご理解ください。用紙サイズB4(横364㎜・縦257㎜)より若干大きいとお考え下さい。また、手漉き和紙の特性上、まれに和紙に毛羽がある場合があります。
※ 商品写真はできる限り実物の色に近づけるようにしておりますが、お客様のお使いのモニター設定、お部屋の照明等により実際の商品と色味が異なる場合がございます。