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富嶽三十六景:【9】東都駿台 / 葛飾北斎筆
¥33,000 (税込)
「東都駿台(とうとすんだい)」は、葛飾北斎の代表作である浮世絵シリーズ『富嶽三十六景』の一図です。
このシリーズは、富士山をテーマにした風景画で、当初36図が刊行されましたが、好評を受けて10図が追加され、全46図となりました。
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「東都駿台(とうとすんだい)」は、神田駿河台から見た富士山の景観を描写しており、江戸の町並みや人々の生活が生き生きと表現されています。この作品では、江戸の住民が行き交う神田川の坂道や、周囲の武家屋敷が描かれています。画面の奥には富士山が小さく描かれ、周囲の自然と人々の活動が調和しています。特に、荷を担ぐ行商人や巡礼者、武士など、さまざまな人物が描かれており、当時の社会の様子を伝えています。
北斎は、作品において高台からの眺望を効果的に表現しており、空間の使い方が巧妙です。画面の上部には広がる空が描かれ、視線が自然と富士山に引き寄せられる構図になっています。また、色彩の使い方も特徴的で、夏の緑が富士の白さを際立たせています。
北斎は、様々な技法を駆使し、浮世絵の新たな可能性を切り開きました。特に「東都駿台」は、江戸の風俗や自然を融合させた作品として、今なお多くの人々に愛されています。
本商品は東京国立博物館所蔵本を基に複製制作しています。
オリジナル品からの複製になりますので、経年変化も含めてお楽しみいただけます。
※ 本商品の浮世絵は、手漉き和紙を使用し、手切りにて裁断していますので、上記の大きさは目安とご理解ください。用紙サイズB4(横364㎜・縦257㎜)より若干大きいとお考え下さい。また、手漉き和紙の特性上、まれに和紙に毛羽がある場合があります。
※ 商品写真はできる限り実物の色に近づけるようにしておりますが、お客様のお使いのモニター設定、お部屋の照明等により実際の商品と色味が異なる場合がございます。