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恋女房染分手綱:【5】三代目 坂東彦三郎の鷺坂左内 / 東洲斎写楽筆
¥33,000 (税込)
東洲斎写楽は、江戸時代後期に活躍した浮世絵師で、特に役者絵(歌舞伎役者を描いた肖像画)で知られています。その中でも「三代目坂東彦三郎の鷺坂左内(さんだいめばんどうひこさぶろうのさぎさかさない)」は、彼の代表的な作品の一つです。
この作品は、寛政6年(1794年)5月に河原崎座で上演された歌舞伎演目「恋女房染分手綱(こいにょうぼうそめわけたづな)」に登場する鷺坂左内という役を演じた三代目坂東彦三郎を描いたものです。
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「恋女房染分手綱」ストーリー
物語は、由留木家のお家騒動を背景に、恋愛や悲劇、悪事の露見といった複雑な筋書きを持つ物語です。この作品は、鷺坂左内という役を演じた三代目坂東彦三郎を描いたものです。
鷺坂左内は家老として登場します。劇中では、家臣である伊達の与作を助ける重要な役割を果たします。特に、与作が不義を咎められる場面で、左内が彼を逃がすシーンが描かれているとされています。
写楽の作品は、他の浮世絵師と異なり、役者の個性や感情をリアルかつ誇張して描く点が特徴です。この作品でも、鷺坂左内の緊張感や劇中の役柄の性格が強調されています。写楽は役者の美化を避け、むしろその内面や演技の特徴を浮き彫りにすることを重視しました。
本商品は東京国立博物館所蔵本を基に複製制作しています。
オリジナル品からの複製になりますので、経年変化も含めてお楽しみいただけます。
※ 本商品の浮世絵は、手漉き和紙を使用し、手切りにて裁断していますので、上記の大きさは目安とご理解ください。用紙サイズB4(横364㎜・縦257㎜)より若干大きいとお考え下さい。また、手漉き和紙の特性上、まれに和紙に毛羽がある場合があります。
※ 商品写真はできる限り実物の色に近づけるようにしておりますが、お客様のお使いのモニター設定、お部屋の照明等により実際の商品と色味が異なる場合がございます。