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  • 敵討乗合話:【19】尾上松助の松下造酒之進 / 東洲斎写楽筆
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敵討乗合話:【19】尾上松助の松下造酒之進 / 東洲斎写楽筆

¥33,000 (税込)

東洲斎写楽は、江戸後期に活躍した浮世絵師で、特に役者絵(歌舞伎役者を描いた肖像画)で知られています。その中でも「尾上松助の松下造酒之進(おのえまつすけのまつしたみきのしん)」は、彼の代表作の一つとして高く評価されています。

この作品は、寛政6年(1794年)5月に桐座で上演された狂言「敵討乗合話(かたきうちのりあいばなし)」を題材とした役者絵の一つです。

本商品は、浮世絵用額縁付き(額にセットした状態)での販売のみとなります。
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「敵討乗合話」ストーリー

「敵討乗合話」は、「碁太平記白石噺」の中の宮城野・しのぶ姉妹の仇討ちと、「敵討巌流島」を組み合わせた狂言です。物語では、松下造酒之進が志賀大七に殺害され、その後、娘である宮城野としのぶが商人の肴屋五郎兵衛の助けを借りて仇討ちを果たします。この作品は、物語の第三幕で造酒之進が殺される直前の場面を描いています。

敵討乗合話:【19】尾上松助の松下造酒之進 / 東洲斎写楽筆

この錦絵は、初代尾上松助が演じた松下造酒之進を描いています。松下造酒之進は、物語の中で病弱で貧困に苦しむ浪人として登場します。彼は訪ねてきた志賀大七に殺される運命にあり、その零落した姿が哀愁を漂わせています。写楽は、造酒之進の猫背気味の姿勢や、気弱そうな表情を巧みに捉え、彼の悲劇的な運命を予感させる描写を行っています。

敵討乗合話:【19】尾上松助の松下造酒之進 / 東洲斎写楽筆

写楽の役者絵は、当時の役者の個性や特徴を非常にリアルに描写したことで知られています。「尾上松助の松下造酒之進」でも、病と貧困に疲れた造酒之進の姿が、崩れた髷(まげ)や隈(くま)のある目、伸びた髭などの細部にわたって表現されています。このような写楽の写実的な描写は、当時の浮世絵の中でも異彩を放ち、賛否両論を巻き起こしました。

敵討乗合話:【19】尾上松助の松下造酒之進 / 東洲斎写楽筆


本商品は東京国立博物館所蔵本を基に複製制作しています。

オリジナル品からの複製になりますので、経年変化も含めてお楽しみいただけます。

※ 本商品の浮世絵は、手漉き和紙を使用し、手切りにて裁断していますので、上記の大きさは目安とご理解ください。用紙サイズB4(横364㎜・縦257㎜)より若干大きいとお考え下さい。また、手漉き和紙の特性上、まれに和紙に毛羽がある場合があります。

※ 商品写真はできる限り実物の色に近づけるようにしておりますが、お客様のお使いのモニター設定、お部屋の照明等により実際の商品と色味が異なる場合がございます。

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