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花菖文禄曽我:【8】二代目 坂東三津五郎の石井源蔵 / 東洲斎写楽筆
¥33,000 (税込)
東洲斎写楽は、江戸後期に活躍した浮世絵師で、特に役者絵(歌舞伎役者を描いた肖像画)で知られています。その中でも「二代目坂東三津五郎の石井源蔵(にだいめばんどうみつごろうのいしいげんぞう)」は、彼の代表作の一つとして高く評価されています。
この作品は、寛政6年(1794年)5月に都座で上演された歌舞伎演目「花菖文禄曽我(はなあやめぶんろくそが)」の一場面を描いたものです。
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「花菖文禄曽我」ストーリー
物語は、父親を殺され秘伝の巻物を奪われた兄弟が、28年後に仇である藤川水右衛門を討つという復讐劇です。石井源蔵は、父を殺された3兄弟の長兄として登場します。彼は仇討ちを試みますが、敵に返り討ちに遭うという悲劇的な役どころです。
白装束をまとい、刀を持ち上げた姿が描かれています。険しい表情や力強いポーズから、仇討ちに石井源蔵の決意や緊張感が伝わります。写楽特有の誇張された描写(太い眉、大きな鼻)が坂東津五郎の個性を見事に捉えている作品です。
本商品は東京国立博物館所蔵本を基に複製制作しています。
オリジナル品からの複製になりますので、経年変化も含めてお楽しみいただけます。
※ 本商品の浮世絵は、手漉き和紙を使用し、手切りにて裁断していますので、上記の大きさは目安とご理解ください。用紙サイズB4(横364㎜・縦257㎜)より若干大きいとお考え下さい。また、手漉き和紙の特性上、まれに和紙に毛羽がある場合があります。
※ 商品写真はできる限り実物の色に近づけるようにしておりますが、お客様のお使いのモニター設定、お部屋の照明等により実際の商品と色味が異なる場合がございます。